自分にあった働き方を考える
今日はhspのわたしが自分に合った働き方を見つけるまでのお話を書いてみます。
社会人になって10数年…
働き方の概念が随分と変わってきました。
新卒で働いた職場は毎日12時間以上の拘束は当たり前
会議は定時後が当たり前でした。
しかし、新卒のわたしはそれが当たり前だと刷り込まれており
月に250時間以上働いていました(恐ろしい)。
hspのわたしはただでさえ周囲にアンテナを張りまくっているため
そんな環境に耐えられるはずもなく
自律神経の不調をきたすこともしばしばありました。
週休1日のときは夕方までベッドで過ごし、月曜日に疲れを持ち越すことも多かったです。
体調を崩したことをきっかけに、ワークライフバランスについて真剣に考えるようになり退職することを決めました。
2社目は「この一年は贅沢に時間とお金を使うぞ!」と意気込んで
これまでの¨仕事ファースト¨から¨プライベートファースト¨へ移行しました。
1社目で貯めたお金を使い、週に1回興味のある分野の学校に通いました。
2社目の仕事は地元でパートを選びました。
この1年は自分の学びたいことを勉強でき、仕事も拘束時間が短くなり、
毎日心も体も健康な状態を保てていたように思います。
何より睡眠時間がしっかり確保できていたことが大きかったです。
(8時間は必須、休日は10時間以上寝る日もしばしばあります。)
時間と体力に余裕が出てくると、「自分はこれから何をして生きていきたいのか」ということについて
真剣に考えるようになりました。
1社目で働いていたときに「こんなことをやってみたい!」という次の目標があったことを思い出し、
スキマ時間に行ってみたかったところを巡りました。
こういうところにエネルギーを使いたい気持ちが自分にあったのだ、と自分の新たな一面にも気づくことができました。
そして行動の甲斐あって・またご縁があり、やりたかった仕事に3社目で就くことができました。
相変わらず体力に自信がなかった私は、3社目も非常勤職員の働き方を選びましたが(笑)
こうして3社目で働くことになったわたしは「やりたいこと」と「働きたいペース」を見つけながら
より毎日をいきいきと過ごすことができるようになっていきました。
しかし次に問題となったのは「お金」のこと。
当たり前の話ですが、
働く時間を減らしたり、正社員を選ばなかったわたしは貯金ができず、1社目で貯めた貯金を崩しながら生活していました。
「このままではお金が底を尽きてしまう」
そう思って、次なる策を考えることにしました。
とはいっても体力的に正社員になることは選択肢になかったので、他の方法を探しました。
そこで見つけたのが「単発バイト」と「週1回のパート」です。
ちょっと脱線しますが、そもそもわたしは「体力はないけれど、いろんなことをやってみたい、めりはりのある生活をしたい」という気持ちがあり、正社員を選ばない理由に「体力的な不安」以外にも「同じ環境が続くことへの苦手意識」がありました。
またこの性格に関しては別の機会にお話しします。
新しく見つけた単発の仕事は時給がよかったですし、週1のパートはパートでも賞与や手当が出るところを見つけました。(この部分に関しては生活がかかっていたので待遇を優先して必死に探しました(笑))
こうしてメインの非常勤勤務の仕事(週3~4日)と単発バイトや週1バイトを組み合わせた生活が始まりました。正社員ではないため、その時々の自分の体調に合わせてシフトを調整でき、月のシフトをある程度自分で管理できるようになっていました。
傍から見ると少し変わった不安定な働き方かもしれませんが、自分の体調に合わせた働き方で、かつ収入は1社目の正社員で働いていたときと同じ水準まで持ってくることができたのです。
もし自分が60~65歳くらいまで健康に働くことができるとして…
1日6~8時間勤務で考えると、一生で60.000時間~90.000時間くらい働くことになります。
人生の中で大半を占める「働く時間」が少しでも楽しくワクワクできる、ストレスの少ない状態で
過ごせるように…
これからもその時々にあった働き方を見つけたいですし、「周りがどうこう」ではないので、いつも「自分の心」と向き合うことを大切にしていきたいです。
※現在は3社目の勤務をぐっと減らして4社目で勤務しています。この仕事は「完全在宅勤務」のため、また新しい「働き方」を手に入れました。
これについては次にお話したいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんにとってワークライフバランスが叶う「これが自分らしい働き方だ!」という方法が見つかりますように。