不安や焦りから頭が休まらないとき
みなさんは「休む」という言葉を聞いてどんなイメージをされるでしょうか。
「休日」「休み時間」などこれまでの生活でも聞き慣れた言葉だと思います。
筆者のわたしもこれまで「休む」という言葉を深く考えたことはなかったのですが
前回の記事でお話していたように体調を崩していたときに
そもそも「休む」とは…
ということを考えるきっかけがありました。
何が言いたいのかというと
体調を崩しているときに「休む時間はたっぷりあるのに、休まっていない」と感じることが多かったのです。
とくに一番多かったのが「体は休んでいるのに頭がずーっと働いている状態」
それもあってなかなか眠れない・体がだるいという症状にも悩まされていたのだと思います。
これらの経験から
「休む」=「心も体も頭も休めている状態」が本当の「休む」なのだと気づいたのです。
何を今更…というお話ですが、ここからわたしは「頭が休まらない理由」や「頭を休めるってどういうことか」を考えるようになりました。
当時のわたしは、離婚した直後で「なんとか前のような生活に戻りたい」「一人はよくない」と思っていました。
そこで色んな形でパートナーを探すべく無理をしたり、仕事が休みの日も予定を入れたりしていたのです。
けれどそれが「本当にやりたいことなのか、今必要なことなのか」という風に考えるようになり
頭を休ませるためにはこの「焦り」や「不安」を「安心」に変えることが一番の近道ではないかと思うようになったのです。
「今の自分でいい」「大丈夫だよ」と自分に対して心から言えるようになれば、休む時には全身をオフにして回復に充てることができると思うのです。
けれど、不安が残っている状態ではそうもいきませんよね。
筆者は今でも「焦り」や「不安」が出てくることはもちろんあります。
しかし、そういう時には「ああ、今は不安なんだな」と自分を客観的に見て、映画を観たり読書をしたり、散歩をしたり…そうして出てきた不安と会話をしながら落ち着く方法を選択しています。
「焦り」や「不安」が出やすい人は「ちゃんとしないと」という完璧主義の思考を持った人に多いと思います。
「まあ、いいか」「なんとかなるだろう」「流れに身を任せるのもいいかも」という風に自分を緩められるすべを見つけていきたいですね。
「自分の緩め方」についてはまた別の機会にお話したいと思います。