「普通」って何だろう
わたしは人生の中で「自分は大半の人とちがう場所にいる」と感じた時
「普通」ということばを意識することがあります。
みなさんはそんなことはありませんか?
わたしはこれまで大きな出来事で言うと2回あります。
新卒の正社員を辞めたとき、離婚をしたとき。
「普通」とはなにか
辞書で調べると
「いつでもどこにでもあってめずらしくないこと」「特別ではなく一般的であること」「ほかと比べて特に変わらないこと」とあります。(普通科・普通郵便・普通預金など)
人は生まれたその土地の文化や考え方など色んなところで影響を受けています。
「普通」の概念があることで世の中の共通認識ができ、円滑に進むこともありますが、
わたし個人としては「普通」の概念によって色んな生きづらさも生まれていると感じています。
「普通、新卒は正社員になって3年は働くべきだ」
「普通、結婚してから一緒に住むべきだ」
ことばの力ってとても大きいので、言われたときは「そうなんだ」となんとなく受け入れていましたが
自分で納得できた選択ではないとあとからしんどく感じることもあると思います。
本当は色んな選択肢、生き方があっていいと思いますし、
「周りのみんながこうだから」「相手がこういうから」ではなく
「自分はどうしたいのか」という軸を常に持っておくことは1度きりの人生を自分らしく歩んでいくために誰もが大切にもっておくべきことなのではないでしょうか。
もし自分の中の正解を近くの人に受け入れてもらえないときは
色んな人に会いに行ってみてください。
それまでは心が折れそうになったり、人と比べてつらい思いをしたりするかもしれません。
けれどきっと自分の選択を肯定してくれる人はいます。
実際にわたしもそうでした。
そして同じ感覚の人が集まってそのコミュニティではそれがいわゆる「普通」になることもあると思います。
そう考えると自分がどこに身を置くかで見える世界も変わってきますね。