「NO」と言える勇気
今日はhspさんに多い「NO」と言えない性格についてお話したいと思います。
みなさんは「本当は断りたいとき」「違うと思ったとき」「他にやりたいことがあるとき」に
「NO」と言えるでしょうか?
例えば会社で飲み会に誘われたとき・店員さんに洋服を勧められた時・仕事で頼まれごとをした時などなど
生活の様々な場面で「自分の気持ちとは違うことを提示される場面」があると思います。
そんな時あなたはどうしていますか?
「これを断ったらどう思われるかな…」「せっかく言ってくれているのに」等
相手の顔色を伺って相手に合わせていることも多いのではないでしょうか。
わたしもかつてはそうでした。
こういうときはいつも「自分軸」ではなく相手にどう思われるかという「他人軸」で動いていたように思います。
でもよく考えるとこれって本当に疲れますよね。
限られた今日の時間の一部を、自分がやりたくないことに使うって本当はストレスなんです。
けれど、相手を優先してしまうhspさんにとってこれはある意味無意識レベルで毎回繰り返してしまっているんです。
でもある時ふと「わたしって本当はどうしたいんだろう」と考えたり「いつも合わせている自分」に疲れてしまったりするときがやってきます。
こういう経験を繰り返しているうちに「本当の自分の気持ち」に気づき、そして「自分らしく過ごしたい」と思うようになっていきます。
ではこの気持ちに気づいたときにどうすればいいのか…
答えはとってもシンプルです。
「NO」と言える勇気を持つこと。
これまで相手に合わせていた人がいきなり断るなんて…と思われるかもしれませんが、
必ずしも「無理です」「いやです」とストレートに伝えなくてもいいんです。
例えば疲れている日に遊びに誘われたとき、これまでの自分だったら無理にでも行っていた…
それをこんな風に伝えてみます。
⇒「ごめんね、今日は仕事で疲れているから、また仕事が落ち着いたころでもいいかな?」
「今日はむずかしいけれど〇月〇日はどうかな?」
など相手の気持ちを一定組みつつ、「自分を守る方法」を考えます。
いきなり「NO」と伝えるにはエネルギーがいりますし、やはり相手の気持ちも気になってしまうでしょう。
しかし繰り返しになりますが、いつも相手を優先していては良好な関係もいつかしんどくなってしまいます。
まずは100%相手を優先していた自分から50%:50%の割合で自分も守り、相手の気持ちを汲める方法を考えてみる。
ここから始めてみてはいかがでしょうか?
生きる上で一番大切なのは「自分の気持ち」です。
本当はもっとわがままでいいし、自分を主張してもいいんです。
それで離れていく人はそこまでですし、本当に大切な人はそんなことでは嫌いません。
どうか、自分軸に意識を持って、自分を大切に過ごしてくださいね🌸